🌺Aloha
Aloha!今日は、私が理学療法士から社会人留学を決断し、米国呼吸療法士になることを選んだ理由についてお話ししたいと思います。キャリアの途中で大きな転換を図るのは決して簡単なことではありませんが、私はあの時に留学の決断をして良かったと心から思っています!この記事が、同じようにキャリアチェンジを考えている方の参考になれば嬉しいです。
🌺理学療法士としてのキャリア
私は理学療法士として3年働いてきました。患者さんの身体機能の回復をサポートする仕事はとてもやりがいがありました。しかし、人工呼吸器の患者さんを持ったことをきっかけに人工呼吸器に興味を持ちました。また、理学療法士として行う仕事が病院の中でより介護に近いものになっていることにも気づき始めました。そしてより専門的な知識とスキルを身につけて、呼吸に関する治療に特化したいと感じるようになりました。またパンデミックを目の当たりにし医療従事者として何もできない葛藤もあり、自分が貢献できる範囲を広げたいと考えるようになりました。
🌺呼吸療法士への興味
呼吸療法士という職業を知ったのは私の大学時代の教授がその資格を持っていたためです。当時は全く興味はなく、ハワイの学校に行っていたなんて羨ましいな、と思うくらいでした。理学療法士としても呼吸リハビリに携わることはありますが、決して治療には関われない。人工呼吸器管理だっていくら参考書で勉強したって患者さんを見なければ本当の理解にはほど遠いと思いました。そこでなんとなく、大学の教授の持っている米国呼吸療法士に興味を持ち始めました。
🌺社会人留学を決断した理由
日本にも認定呼吸学会というものがあり、より呼吸ケアについて学ぶことができます。しかしアメリカで米国呼吸療法士の国家資格をとると決断した理由は2つあります。1つ目は確かなスキルを身につけたかったからです。認定を持つ先輩たちを見て、実技がなければ患者さんに還元できないのではと思いました。私がやりたいことは机上の勉強や肩書きではなく実際に自分が患者さんを助けられるというスキルです。2つめは英語を話せるようになりたかったからです。理学療法士になるための大学に進んでからは長期留学は難しく、ほとんど諦めていました。しかしここに来てキャリアアップとともに留学ができるかもしれないチャンスにとてもワクワクしたのを今でも覚えています。
🌺社会人留学のメリットと課題
社会人として再び学生になることは、メリットと課題の両方があります。まずメリットとして、ある程度の社会人経験があるため自己管理能力や困難を乗り越える術などは海外で生活する上でかなり役に立ちます。特にアメリカのカレッジは自分でクラスを決めて自分で卒業までに必要な単位を管理します。知らない土地で赤ちゃんレベルの英語力で乗り越えるにはかなりの忍耐力と挑戦力が必要となります。デメリットは社会人で結婚もまだ、子供もいなかった私は日本でかなり自由にお金を使えていたと思います。しかしここはハワイ。収入源もなく親からお金を借りながらの生活はかなりキツキツの生活です。社会人を経験してからのフルタイムの学生は経済面においてかなり苦しさを感じると思います。しかしながらそのデメリットも、今となればあらゆる節約術を学んだし自炊のスキルも上がりある意味メリットに変えられたと思っています。
🌺新しいキャリアへの期待
まだ卒業したばかり。今まさに新しい仕事を見つけ働き出そうとしています。みなさんには日本とアメリカ、どんな働き方の違いがあるのか、お給料面や税金なども学びながら経験も含めて紹介できたらと思っています。
🌺まとめ
理学療法士から呼吸療法士へのキャリアチェンジは、私にとって新たな挑戦であり、社会人留学を通じて得られるものはとても多いと思います。これからの道のりは決して平坦ではありませんが、常に患者さんのために自分ができることを広げていきたいという思いが私の原動力です。同じようにキャリアの岐路に立っている方々にも、ぜひ自分の可能性を信じて新しい道に踏み出す小さなきっかけになればと思います!
He la maikai nou!